上加世田工業の“現場力”とは
上加世田工業の“現場力”とは、プロの取付屋として、つねに安全作業・品質向上・工期短縮に努め、現場にも提案できる高い施工技術を持ち、お客様の「期待を超える」ために努力をし続ける力です。
現場力の最も大切な要素は安全であり、「すべては安全から」です。現場には、多種多様な危険の要因があり、安全と危険を見極めるための知恵を養うことが重要です。
刻々と変化する現場では、工期の遅れや予定外の作業等による安全措置の不備が起こりえます。そのため、危険な要素を取り除く危険予知の能力を磨く勉強会や、「全員が全員を守る」ために日々のコミュニケーションを大切にしています。
もちろん会社としても、計画段階での安全性が不透明なまま流されることのないよう、不安全作業は絶対に行わないという強い姿勢で臨んでいます。
私が22歳で入社した頃は、この業界は悪しき職人気質で技術を教えない、教えても辞めて職場を転々とするということが当たり前でした。それは将来への不安の現われであり、単なる職人の集まりはグループに過ぎず、チームではありませんでした。
チーム、あるいはチームワークには色々な考え方がありますが、私は個人単位の業務と責任に加え、メンバーで役割を分担して協働し責任を持つことだと考えます。そんなチームで働く楽しさ、強さを伝えるべく30年ほど試行錯誤を続けながらチーム創りに取り組んできました。もちろん、まだ完璧ではありませんが、先代の頃から半世紀ほど勤めてくれた先輩社員が引退の際、「最後まで心配なく働けた」と言ってくれた言葉で、グループからチームに変わっている実感と、社員への感謝の念が湧き上がりました。
「安全作業 品質向上 工期短縮」を目標に役割を分担することで、より個人が活かされ、高齢者サポートや新人育成のできる環境が育まれます。メンバーが相互に足りない部分を補い合って、また潜在能力が引き出されることもあります。
そのためにもメンバーが尊重し合うことのできる環境創りが、私のいちばんの仕事です。建設業界の流動的な状況の中で、お客様のどんなご要望にも対応できる強いチーム、ONE TEAMで、これからも「期待を超える」成果をあげ続けるプロ集団として努力と成長を続けます。